《アディダス》が持つ伝統を継承したストリートスポーツウエアブランド。

File no. 167

《adidas originals/アディダス オリジナルス

世界的な総合スポーツブランドとして知られる《アディダス》。

スポーツに限らず、ファッションブランドとしても他にない独自のスタイルを確立し、世界中で人気を集めるビッグブランドだ。

今回は、そんな《アディダス》の歴史に少しだけ触れてみたい。

 

創業者であるアディ・ダスラーが最初のスポーツシューズを製造したのは1920年のこと。

1924年には兄のルドルフ・ダスラーとともに『ダスラー兄弟商会』を設立し、アスリートのためのスポーツシューズを製造した。

1930年代には、同社のシューズを履いたアスリートたちが国際大会において輝かしい成績を残し、順調に業績を伸ばす。

そして1948年、ダスラー兄弟は別の道を進むことを決意し、弟のアディは自分のニックネームである"アディ"と姓の"ダスラー"を組み合わせた《アディダス》を設立する。

翌1949年には、もともと中足部をサポートするために設計された"スリーストライプス(三本線)"を商標登録。

同時に、正式に社名を《アディダス》で登記した。

この頃は、新しいフットボールシューズの開発に注力し、調整可能な埋め込み式のゴム製スタッドを備えた最初のシューズを完成させている。

 

続く1950年にはブランド初となる全天候型シューズ「サンバ」を発売。

この画期的なシューズは、ドイツのサッカーチームが雪で凍ったピッチで使用するためにデザインされたといわれている。

写真のシューズは1972年に登場した「サンバ」のシルエットを忠実に受け継いだ現行モデルで、誕生から数十年が経過していながらも今なお色褪せない魅力を秘めたスニーカー界の伝説だ。

 

1950年代は幅広い競技用スポーツシューズの製造で躍進し、1961年にはアパレル生産をスタート。

1963年になるとボールの生産を皮切りに、スポーツ用品の製造も始まった。

1969年には"シェルトゥ"が特徴のバスケットボールシューズ「スーパースター」が、1973年にはコートシューズの名作「スタンスミス」が登場。

ちなみに、現在も不動の人気を誇る「ガゼル」も1960年代に誕生したものだ。

 

その後も歴史を塗り替える数えきれない偉業を成し続け、唯一無二のグローバルブランドとして成長してきた《アディダス オリジナルス》は、《アディダス》の豊かなスポーツの伝統にインスピレーションを受け、2001年に設立されたストリートスポーツウエアブランドだ。

1972年に初めて使用されたアイコニックな"トレフォイルロゴ"をシンボルマークに、毎シーズン魅力的なコレクションを展開する。


Information

アディダスお客様窓口

tel:0570-033-033
https://shop.adidas.jp/originals
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Trade Model :
SAMBA OG

1950年代にサッカー用のトレーニングシューズとして登場した「サンバ」は、今や不動の人気を誇るストリートの大定番スニーカー。

フルグレインレザーアッパーとスウェードのオーバーレイが、さまざまなシチュエーションで優れた耐摩耗性を発揮。

オリジナルのシルエットを忠実に受け継いだスウェードのT-トゥ、長めのシュータン、ギザギザのスリーストライプスも健在。

フォームミッドソールが快適な履き心地を提供する。
¥15400

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