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File no. 194
《DELSEY PARIS/デルセー》
自宅から旅先まで、大切な財産を安全に保護しながら移動させることができるスーツケース。
みなさんは普段、どのようなものを使っているだろうか。
おそらくサイズ感や重量、実用性、耐久性、カラーリングにデザインなど、どの要素を重要視するかを自分自身と相談しながら最適なものを選んでいるだろう。
今回は、そんなスーツケースを新調する際にぜひ選択肢に加えてほしいブランドを紹介する。
そう、フランスを代表するスーツケースの老舗《デルセー》 である。
《デルセー》 の歴史は 20 世紀初頭、カメラ用の革製ケースを製造していたエミール・デラハイエと、タイプライターやレコードプレーヤーのケースを製造していたアンドレとウォルターのセインヘーヴ兄弟が協業したことから始まる。
その後、当時の大発明品であるプラスチック系スーツケースを生み出すことに成功し、1946 年に正式に《デルセー》が誕生した。
《DELSEY》 のブランド名は、創業者それぞれの姓の頭文字「DEL」と「SEY」を組み合わせたものである。
革製品とケースの分野において高い技術を持っていた彼らは、フランスで有給休暇制度が法律化され、観光業が誕生するようになると、バニティケースやバッグ、スーツケースの商品化に注力。
国内で生まれた観光客の第一波に商品を提供することができた。
車での移動から鉄道の発達、そして飛行機での移動まで、フランスのエレガンスとノウハウを体現した多様な製品を拡充し、当時のトラベル革命に見事適応。
それによって絶大な支持を受け、売り上げも爆発的に上昇した。
1970 年代に入ると、旅行者の荷物をより安全に保護するために、超耐久性のある硬質シェルのスーツケースを開発。
その後、硬いスーツケースに開閉式の車輪を付けたトロリーシステムを発明し、それまでの荷物の取り扱いの概念を変え、旅をより快適にするためのイノベーションを起こした。
80年代から 90 年代に掛けては荷物の重量や操作性、衝撃や風雨への耐久性などに取り組み、度重なる革新を遂げた。
以来、荷物を大切に保護するための安全性を追求し、技術を高め続けている。
現在はデザインスタジオを併設し、伝統と革新、エレガンスと現代性、デザインと実用性を大胆に融合させた作品を展開。
真のパリジャン・シックを備えたマストハブ・ラゲッ ジ・ブランドとして、世界中の旅好きを魅了し続けているのが《デルセー》なのだ。
Information
デルセー ジャパン
tel:0570-019-017
https://delsey.jp
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Trade Model :
CHATELET AIR 2.0
地中海へのバカンスを連想させる、使うのがもっ
たいなくなるようなエレガントなスタイルに最
先端の機能を搭載。約4.13㎏と軽く、外装
には傷・汚れ防止加工が施され、コーナー保
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