ゴールドラッシュに沸く1848年から歴史を紡ぐワークグローブの開拓者。

File no. 172

《GRIP SWANY/グリップスワニー

昨今、ファッションライクでありながらも本格的なキャンプウエアやギアを展開するブランドとして注目を集めている《グリップスワニー》。

モダンなアイテムの展開が目立つことから新進気鋭のブランドと誤解している人もいるようだが、ここは170年以上の歴史を有する老舗中の老舗。

一攫千金を求めて世界中から30万人以上の人々が集まったといわれる、アメリカ・カリフォルニアでのゴールドラッシュ。

その賑わいに沸く1848年のアメリカで《グリップスワニー》は誕生している。

 

ブランド設立のきっかけは、金鉱山で働く採掘者に向けてバッファロー革の頑丈なワークグローブをつくったこと。

日々改良を繰り返す中、より採掘者の手に馴染むようにと素材をステアハイドに変更したところその使いやすさが評判を呼び、多くのワーカーたちから愛用された。

 

また、当時の金鉱山は灯りが少なく、作業用のグローブを落とすと見つけにくいという問題もあったが、その解決策として自社のワークグローブを目に付きやすいイエローカラーに染色して販売。

この独特の色味は"スワニーイエロー"と呼ばれ、広く認知された。

世界中のワークグローブにイエローが多いのは、この影響だといわれている。

グリップスワニー》では、この本家"スワニーイエロー"を纏ったグローブが現在進行形で展開されている。

 

1970年代に入ると、縫製のホツレ問題が同社を悩ませた。

50年代にはすでに化学繊維も登場していたが、レザーの強度に合わずに使うことができないでいて、それまでのグローブの縫製には天然繊維が使われていた。

しかし、デュポン社が開発した「KEVRAR(ケブラー)」繊維の登場で状況が一変。

《グリップスワニー》は、538度まで耐熱性があり、鋼鉄と比べて五倍もの強度があるケブラー繊維を世界で初めてグローブの縫製に使用し、グローブのホツレを激減させた。

 

1980年代に入ると日本での販売をスタート。

ゴールドラッシュから磨かれてきた同社のグローブは、一部のアウトドアマニアから熱狂的な支持を集める。

 

1985年からは日本国内での生産を開始し、日本人の骨格にフィットするよう裁断型が調整され、革をソフトに仕上げた最高峰のアウトドアワークグローブを開発。

現在は、創業当初より守られ続けてきた伝統とクラフトマンシップに基づき、過酷な環境下でも信頼できる高品質な製品の開発・製造を続けている。


Information

スワニー販売

tel:03-3306-1411
www.grip-swany.co.jp
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Trade Model :
G-1

バリエーションが多数存在する《グリップスワニー》のガントレットグローブにおいて、もっともベーシックなモデルとして展開されている「G-1」。

アウトドアの過酷な条件下(風・火・雨)において、あらゆる作業に使えるグローブとして支持され続けている名作だ。

レザーにはクロム鞣しを施したステアハイドを使用。

水を弾く効果があり、使うほどに手に馴染んでくれる。

もちろん、その縫製にはケブラー糸が使用されている。

¥7700

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