円盤投げの名を冠したアメリカンベーシックを体現する名門。

File no. 214

《DISCUS ATHLETIC/ディスカスアスレチック

 

1973年、アメリカのフリースウエアメーカーで知られていた『タルテックス』社のスポーツウエアブランドとして産声を上げた《ディスカスアスレチック》。

名前の由来は、古代オリンピックから続く競技、円盤投げ(DISCUS THROW)。

この競技を象徴に掲げ、"伝統"、"力強さ"、"スポーツ"の価値観を体現する存在として始まった。

 

当時のアメリカでは、カレッジスポーツやモータースポーツを背景に、スウェットやフリースを中心としたスポーツウエアが日常着として広まりつつあった。

《ディスカスアスレチック》もまた、NASCAR のスポンサー活動やカレッジスポーツのサポートを通じて知名度を高め、実用性とタフさを備えたブランドとして世間の評価を確立していく。

NASCAR は全米で高い人気を誇るストックカーレースのシリーズであり、モータースポーツ文化の象徴として知られている。

その舞台でブランド名が掲げられたことは、当時のアメリカでの存在感を示す出来事であった。

1980年代から90年代のアメリカンカジュアルにおいて《ディスカスアスレチック》は欠かせないブランドの 1 つだった。

スウェットやフリースといったベーシックなアイテムを得意とし、同時代の《チャンピオン》や《ラッセルアスレチック》と並び語られる存在に。

無駄のないデザインとタフな素材使いは、日常着としての実用性を重視するアメリカらしい価値観を体現している。

また、スケートカルチャーやストリートシーンにおいても、その存在は見逃せない。

1980年代の西海岸では、スケートブランド《パウエル》 の T シャツやスウェットのボディとして採用され、カルチャーの広がりとともにブランド名も広がっていった。

 

現在では《パウエル》 のヴィンテージアイテムが古着市場で高い価値を持っており、そのボディとして《ディスカスアスレチック》を知ったファンも多い。

スポーツウエアとしての機能性とカルチャーとの親和性。

この二面性こそが 《ディスカスアスレチック》 の魅力といえる。

一度は市場から姿を消した時期もあったが、アメリカンカジュアルの再評価とともに、現在その名は再び注目を集めている。

近年は大学やアーティストとのコラボレーションなども展開し、ベーシックでありながら現代的な解釈を加えたアイテムを提案。

長い歴史の中で育まれたスポーツウエアの精神は、時代を越えて今なお息吹き続けている。


Information

ドリームワークス

tel:03-6447-2470
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Trade Model :
ARCHIVE SPL

アメリカンスポーツウエアの王道ともいえるスウェットシャツ。ラグランスリーブによる動きやすい設計と、シンプルで力強いフロントプリントが特徴。カレッジウエアを思わせるクラシックな佇まいは、《ディスカスアスレチック》が長年培ってきたベーシックなスポーツウエアの魅力を象徴するもの。タフなボディと無駄のないデザインは、日常着としての実用性とアメリカンカジュアルらしいラフさ、そして普遍性を感じさせる。
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