今年で発売から10周年を迎える《無印良品》の直角靴下。チェコのおばあちゃんが編む靴下にヒントを得て、その名の通り90度の角度で作られた靴下としてデビュー。ぱっと見は普通の靴下とあまり変わらないけど、実は直角でつくるためには、通常の靴下よりも編みかえしの数が多かったりするため、独自の機械の開発までされている。この直角靴下には、並ならぬこだわりが詰め込まれているのだ。
なぜそんなにも直角にこだわるのか。それは人の足が直角だから。当然、靴下もそれと同じ形で作ることで、足がぴったりと収まり、ずれ落ちたりせず、余分な締め付けも必要ない。足の甲の部分にも余分なたわみが出ないから、だらしなく見えることもない。つまり直角の靴下は、見た目にも履き心地にも、とても理にかなったデザインなのだ。
売り上げは国内だけでも年間1000万足を超え、ユーザーへのアンケートで”最もリピート率が高いアイテム”に選ばれたという直角靴下。このクオリティで3足990円とくれば、リピートしたくなるのも当然だ。今年からは使用する綿をオーガニックコットンに変更し、素材にもこだわっている。「お洒落は足下から」なんて格言通り、この秋は直角靴下で、さりげなくも小粋なお洒落を快適に楽しんでみて。

スラブ地ソックスの表情が 定番カジュアルを小粋に魅せる

ホワイトのBDシャツにチノパンツ、スニーカーという、普遍的なカジュアルスタイル。そんな、王道とも言えるベーシックな着こなしでは、ちらっと見える靴下のチョイスにセンスが問われる。凹凸のある生地感と、まだらな色味のスラブ地の靴下が、見慣れたスタイルに小粋なアクセントを与えてくれる。

ベーシックなデザインで使い勝手のいいスニーカーは、撥水加工を施して水性汚れがつきにくく、疲れにくいインソールも搭載した優れもの。グレーをチョイスしてソックスと色合わせ。

レギュラー丈

ざっくりとしたリブ編み模様やボーダー柄にウィンドペン柄、独特の表情のスラブ地などなど。柄もカラーも最も豊富に揃うレギュラー丈。パンツの裾から覗くアクセントとして、バリエーション豊かに揃えておいて損はない。各¥445 ※えらべる3足¥990(税込)

右_無印良品のソックス(レギュラー丈)¥445、スニーカー¥4612、ストレッチデニム パンツ¥3686(すべて無印良品 池袋西武) 左_無印良品のソックス(ショート丈)¥445、スリッポン スニーカー¥4612、ストレッチデニムパンツ¥3686(すべて無印良品 池袋西武)

ショート丈

くるぶし上までを覆うショート丈のソックスは、まだまだ厳しい暑さの日や、ちょっとリラックスしたいときにオススメ。ホワイト、ブラック、グレイいった、ベーシックなカラー展開で、どんな着こなしにも無難にマッチする。各¥445 ※えらべる3足¥990(税込 )

右_無印良品のソックス(スニーカーイン)¥445、スニーカー ¥2760、パンツ ¥3686 (すべて無印良品 池袋西武) 左_無印良品のソックス(スニーカーイン)¥445、スリッ ポンスニーカー¥2760、パンツ¥3686(すべて無印良品 池袋西武)

スニーカーイン

ショートパンツを穿いてる日など、ときにはソックスを見せたくない日も。踵を包み 込むような形状のスニーカーインは、靴の中でのズレにも強い。 靴を脱いだときにちょっと目を引くボーダー柄もオススメ。

各¥445 ※えらべる3足¥990(税込 )

photo:Daisuke Taniguchi styling:Kiichiro Aoki hair&make:Kasuya Tateno model:Gavin design:CIRCLEGRAPH