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File no. 213
《C.P. Company/シーピー カンパニー》
1971年、イタリア人デザイナーのマッシモ・オスティによって設立された《シーピー カンパニー》。
もともとは《Chester Perry》 の名称でスタートしたが、1978年に現在の《C.P.Company》へと改名された。
デザイナーのオスティは、衣服を単なるファッションではなく、機能や構造を研究する対象として捉えたデザイナーだ。
ミリタリーウエアやワークウエア、スポーツウエアなど、実用服のディテールや素材を分析し、その要素を都市生活のための衣服へと再解釈していった。
こうしたアプローチは、のちにヨーロッパのメンズウエアにおいて"スポーツウエア・カジュアル"と呼ばれる分野の発展にも影響を与えたといわれている。
《シーピー カンパニー》の特徴的な技術として知られるのは、やはりガーメントダイ(製品染め)である。
完成した衣服を染色することで素材ごとに異なる染まり方や色の奥行きを生み出すこの手法は、1970年代当時としては革新的な試みだった。
染色によって生まれる独特の色合いと質感は、機能服の実用性とファッション性を両立させる要素として、ブランドを象徴するディテールの1つとなっていく。
また、素材研究もブランドを司る重要な要素だ。
軍用衣料や作業服に用いられる機能素材を再解釈し、染色や加工によって新たな表情を与える。
こうした実験的な試みを通して、衣服は単なる日常着ではなく、機能とデザインを兼ね備えたプロダクトとして発展していった。
ブランドを象徴する存在として知られるのが、フードやキャップにレンズ状のゴーグルを備えたジャケット。
このレンズディテールは、機能服の文脈から生まれたデザインであったが、今では視覚的なアイコンとしてブランドの個性を示す要素ともなった。
創業から50年以上を経た現在も《シーピー カンパニー》は機能性とデザインを融合させたアウターウエアで知られるブランドの1つとして世界的に認知されている。
素材研究や染色技術を軸としたものづくりは現在のコレクションにも受け継がれており、"都市生活のための機能服"というブランドの思想は、現代のテクニカルウエアの流れの中でも参照される存在だ。
素材研究、染色技術、機能服の再解釈。
これらを軸に築かれた服づくりは、半世紀以上にわたり独自の進化を続けてきた。
そして、機能とスタイルの関係を再考するその姿勢は、現在も変わらずに受け継がれている。
Information
シーピーカンパニー 渋谷店
tel:03-6434-1126
www.cpcompany.com/ja-jp
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Trade Model :
FLATT NYLON MIXED GOGGLE OS
今シーズンより復活した30㎝幅マフラーにブランドのアイコン柄である「ゴードン」を採用。伝統的なタータンをベースにしながら、配色にはサファイアブルーとエメラルドグリーンを用い、通常とは異なる軽やかな表情に仕上げている。英国柄の文脈を尊重しつつ、色の選択でモダンなムードを加えるバランス感覚は、このブランドらしさを端的に示すもの。適度なウェイト感と上質な起毛による柔らかな肌触りも、もちろん魅力。
¥39600
