国産ジーンズ黎明期から活躍・進化を続けるトップランナー。

File no. 201

《EDWIN/エドウイン

“MADE IN JAPAN” のジーンズが世界のスタンダードになる以前、まだアメリカ製への憧れが色濃かった時代に、日本独自のデニム文化を切り拓いた先駆者の一角が《エドウイン》である。

ルーツを辿ると、1947 年に創業者の常見米八がアメリカから古着のジーンズを輸入・販売したことに始まる。

その研究と試行錯誤の末、1961 年に《エドウイン》レーベルを冠した国産ジーンズ第一号が誕生した。

当時としては画期的なこのプロダクトを皮切りに、同社は ” 日本人のためのジーンズ ” づくりを本格化させていく。

その象徴的な成果が 1963 年に登場した「359BF」だ。

南米ペルー産のタンギス綿を使用し、16 オンスのヘビーオンスデニムを独自に紡績。

両耳には虹色のラインが走るレインボーセルビッジ仕様を採用していて、生地の開発から一貫したコンセプトを持って製造された正真正銘の国産ジーンズである。

 

このような先進性と誠実なものづくりはその後も続き、レディースジーンズの需要拡大を受けて、1973 年には「レディース・エドウイン」を発表し、1979 年には専用ブランド《サムシング》を立ち上げるなど、女性向けのジーンズづくりにもいち早く取り組んだ。

そして 1980 年には、ジーンズ加工に革命を起こすストーンウォッシュを世界に先駆けて完成。

その名の通り石とミキシングマシンを使って洗いを掛けることで、自然な色落ちと柔らかな穿き心地を実現したこの技術は、世界のジーンズシーンに大きな影響を与えた。

こうした快進撃を経て、1983 年には日本国内でジーンズ売上 No.1を達成。

名実ともに日本を代表するデニムブランドとなる。

 

現在でも国産生地へのこだわりは変わらず、生産・加工・仕上げのすべてを国内で行う一貫体制を維持しながら、時代の感性に寄り添った新たなスタンダードを提案し続けている。

写真の「EDS レギュラーストレート No.61 デニム」も、そんな哲学を受け継ぐ一本だ。

旧式力織機で織り上げたセルビッジデニムは美しいインディゴの濃淡と自然なムラ感という魅力を持っていて、程よくゆとりを持たせたストレートシルエットはベーシックながら上品な佇まいを演出する。

《エドウイン》が歩んできた 60年以上の歴史は単なる伝統ではない。

革新を重ねながらも、デニムブランドとして変わらない ” 本質 ” を守り続ける姿勢そのものが、今なお世界中のジーンズラバーを魅了し続けているのだ。


Information

エドウイン・カスタマーサービス

tel:0120-008-503
https://edwin.co.jp
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Trade Model :
EDS REGULAR STRAIGHT
No.61 DENIM

コンセプトショップ定番シリーズ "EDS" の
レギュラーストレートNo.61デニム。伯州綿
という江戸時代から栽培が続く和綿をブレン
ドし、しなやかで弾力感のある生地を実現。経
糸・緯糸ともに同七番手糸を使用し、仕上
げに毛焼き加工を施すことで、クリーンで整っ
た表情を生み出している。1963年に発売
した《エドウイン》初の国産ジーンズ「359BF」
と同じレインボーカラーのセルビッチを採用
しているのも隠れたポイントだ。
¥24200

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