1976年にスイス・ジュネーヴで開業し、高い機能性とエレガントなルックスで高く評価される時計ブランド《レイモンド ウェイル》。このブランドが、時計界のアカデミー賞と称されるジュネーヴ ウォッチメイキング グランプリ （GPHG）2023の”チャレンジウォッチ部門”を受賞したことはご存じだろうか。

その受賞作品が「ミレジム」という伝統継承と技術革新を融合させたコレクション。世界中から注目を集めるこのコレクションに、今年は新たなラインナップが仲間入りするので、その内容を簡単にここでご紹介。

セクターダイアルやボックス型風防など古典的なディテールはそのままに、そこにトレンドを織り交ぜた現代的なデザイン、創業から成長を続け辿り着いた最新の時計製造技術を融合させ、”ネオ・ヴィンテージウォッチ”をつくり上げた。ちなみに、モデル名である”ミレジム”とは、フランス語で”ヴィンテージ”を意味する言葉だ。

今回新たにコレクションに追加したモデルは全部で5つ。受賞モデルの新色に加えて、往年のクラシックウォッチに見られるエレガントなムーンフェイズを採用したモデル、スポーツシックスタイルでヴィンテージの魅力を引き出したクロノグラフ搭載モデル、その他にケース直径35mmのセンターセコンド及びムーンフェイズのモデルを揃える。どれも古き良きディテールとモダンなトレンドを両立したグッドデザインに仕上がっている。

「ミレジム スモールセコンド」

GPHG2023を受賞したスモールセコンドモデルに、ステンレススティールブレスレットを合わせたブリティッシュレーシンググリーンと、ブルートーン爽やかなデニムブルーの2モデルが追加。シルバー仕上げの時分針は暗い場所でも高い視認性を誇り、使い勝手も抜群だ。右から¥363000、¥341000 [2024年夏より正規販売店およびオンラインにて発売開始]

「ミレジム ムーンフェイズ」

新たなデザインのムーンフェイズ採用モデルには自動巻きムーブメント”RW4280″を搭載。約41時間の快適なパワーリザーブを実現した。右から¥396000、¥374000 [2024年秋より正規販売店及びオンラインにて発売開始]

「ミレジム クロノグラフ」

クラシックなエレガンスとスポーティなタッチを併せ持つ、有名なパンダダイアルへのオマージュを込めたクロノグラフモデル。あらゆるディテールがメカニカルな輝きに貢献。各¥594000 [2024年冬より正規販売店及びオンラインにて発売開始]

実直にものづくりに向きあう《レイモンド ウェイル》が生みだした、新たな名作の数々。大切な時間を共に刻む相棒にしてみては。

text：編集部