世界の中心地N.Yで、100年以上の歴史を紡ぐアイウエアの最高峰。

File no. 118

《MOSCOT/モスコット

在のファッションシーンでは、クラシックなメガネのデザインが主流となっている。

メタルにしろ、アセテートにしろ、そしてコンビネーションにしろ、一様にクラシックなデザインが好まれているようだ。

このメガネ界のクラシックブームの火付け役といわれているのが、創業100年を超えるアメリカンブランド《モスコット》。

今回はメガネ界にクラシックという潮流をもたらした名門の歴史を辿る。

 

創業者であるハイマン・モスコットは、1899年に東ヨーロッパからアメリカ・ニューヨークに辿り着いた。

ほどなくしてハイマンは、押し車に既製品のメガネを乗せて売る商いをオーチャードストリートで始めた。

やがて近隣住民に眼鏡店として認知され、顧客を抱えるように。

そして1915年、ついにハイマンはレヴィントンストリートの94番地に自分の眼鏡店をオープンさせた。

こうして現在、世界的なアイウエアブランドとして名高い《モスコット》は誕生した

 

開店から10年が経過した1925年には、ハイマンの息子であるソル・モスコットが、わずか15歳の若さで事業を継承。

1936年には、それまでレヴィントンストリートにあった眼鏡店をオーチャードストリートに移転する。

この頃、ニューヨーク州の公認眼鏡士として活躍していたソルは、その知識と技術を活かしてオリジナルフレームの開発を始動。

開発を進める中で最初のヒットモデルとなったのは、1940年代発売の「ミルゼン」だった。

 

そして1950年代になると、写真のモデルであり、ブランドを代表する伝説的なモデル「レムトッシュ」が誕生。

丸みを帯びた特有のウェリントンフレームは、半世紀以上経った今でも一切色褪せず、普遍的なデザインとして愛され続けている。

ちなみにこの「レムトッシュ」は、ビート文学者であり詩人のアレン・ギンズバーグなど、多くの著名人に愛用されたことでも有名だ。

さらに1960年代にはアメリカで爆発的なヒットを記録した「ユケル」も誕生。

 

このように、オリジナルフレームの開発においても着実に結果を残してきた《モスコット》は、世界の中心地と称されるアメリカ・ニューヨークにおいて親子五世代にわたる家族経営にこだわ

り、絶えることなく100年以上の歴史を紡いできた。

高級素材を使用して、すべての製品を一点一点ハンドメイドで丁寧に、そして頑丈に仕上げる《モスコット》の製品。

その品質管理はもちろん、磨き抜かれた素晴らしいカスタマサービスにおいても高い評価を獲得している。


Information

モスコットトウキョウ

tel:03-6434-1070 
https://moscot.com
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Trade Model :
LEMTOSH

丸みを帯びたウェリントンフレームが特徴の《モスコット》を代表するモデル「レムトッシュ」。

イタリア産のアセテートを使用したハンドメイドフレームは多彩なカラーが展開され、それぞれに最適な紋様が配される。

本モデルは、スマートな雰囲気で仕立てたデザインが魅力的な定番のブラック。

ヨロイとテンプルには、クラシカルなムードを盛り上げるダイヤモンド型リベットを採用している。
¥34100
[※度無しクリアレンズ]¥3300

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