1946年創業のアメリカを代表するモカシンシューズの老舗ブランド。

File no. 181

MINNETONKA/ミネトンカ

歴史あるアメリカのシューズブランドといえば、ついついタフ なワークブーツや美しい紳士靴などを思い浮かべがちだ が、今回紹介するのはアメリカを代表するモカシンシューズの老舗ブランド《ミネトンカ》。

アメリカのファッションシーンを足下から 支え続けてきた偉大なブランドの歴史を紐解いてみよう。

 

《ミネト ンカ》は1946年にミネソタ州ミネアポリスで設立され、現在もその地に拠点を置きながらシューズづくりを続けている。

ブランド名の《ミネトンカ》は、拠点近くにあるミネトンカ湖に由来。

後に、この名称がダコタ・スー族の言葉で ” 偉大な水 ” を意味することが判明する。

 

設立当初の《ミネトンカ》社は、地域のギフトショップ向けに土産物や雑貨を製造・卸売するという小規模なビジネスを展開していた。

その製品の中に含まれていたのが、ネイティブアメリカンの伝統的なモカシンに影響を受けたハンドメイドのフットウエア。

この珍しいモカシンシューズは、アメリカ全土を旅行する家族が増加していた当時、瞬く間に人気ナンバーワンの商品となった。

 

その後、ほどなくしてフィリップ・W・ミラー が《ミネトンカ》社のパートナーとなる。

彼は亡くなる1986年までここで働き続けた。

1953年にはフィリップの息子であり、後 のCEO となるマーシャル・ミラーが入社し、彼のビジネスセンスと経営手腕によって飛躍的な成長を遂げることとなる。

1960年代に入ると、土の色と質感に惹かれたヒッピーたちの間で新たな 支持を得ることになった。

 

1967年に巻き起こった社会現象 ” サマー・オブ・ラブ ” の時期に発売した「クラシックフリンジブーツ」 と、1968年に登場した「フロントレースニーハイブーツ」は、どちらも長く愛され現在も展開されている。

同年、2つのコンチョボタンを備え、フリンジのタッチとネイティブアメリカンの伝統的なデザインに影響を受けた「ツーボタンブーツ」を発表。

この「ツーボタンブーツ」は、2019年に公開されたクエンティン・タラン ティーノ監督の映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリ ウッド』の劇中においてブラッド・ピットが着用したことで話題を集めた。

 

1980年に《ミネトンカ》のモカシンシューズは、隆盛 する二大スタイル、” プレッピー” と ” ウエスタン” のどちらの愛 好者にも好まれ、その両方で大流行。

今もモカシンシューズにこだわり、世界を魅了する独自のシューズを生み出し続けている。


Information

ミネトンカカスタマーセンター

mail:support@minnetonkamoccasin.co.jp
www.minnetonkamoccasin.co.jp
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Trade Model :
CLASSIC MOC

メンズアイテムを代表するロングセラーモデル「クラシック モック」。

アッパーには柔らかくしなやかなスウェード素材を使用。

凹凸が特徴的なアウトソールは歩行時の衝撃を吸収し、クッション性にも優れているため、履き心地も抜群だ。

ドライビングシューズのようにカジュアルなコーディネートが楽しめて、さらにジャケットとの相性もいいため、ビジネスシーンでも着用可。

この色はダスティブラウンで、他二色を展開する。

¥18700

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