01.SEP.2015

グッバイ『スカラ座』と娯楽の日

新人編集の日々。

あれは日曜日のことでした。

車の運転免許を習得中なのですが、試験に落ちたんです。あの日曜日は。

わりと落ち込みまして、夕方からエスケープいたしました。

 

映画か?お酒か?いや音楽だ!と都内のライブ情報を調べてみると《world’s end girlfriend》と《THE NOVEMBERS》の2マンライブが。

 

どちらも凶暴さと美しさを併せ持つ「轟音つかい」。ここにはカタルシスがある!

《world’s end girlfriend》はストリングスも加えた編成で登場。

ゲーム音楽としてもとれるこちらも良いですが、

生演奏となると、もはやサスペンス映画のクライマックスです。

 

爆音で響くベースに、バイオリンの澄み切った音を効果的に使い

ギターソロでは安心の技術でハラハラさせてくる…

こんな曲でアドレナリンを絞り取られたかと思えば、

1音1音丁寧に重ねていき、最終的には完全に天に召されるような曲も。

 

もしかしたら一番ライブへ足を運んだ回数が多いかもしれないほど、

毎回楽しみにしている《THE NOVEMBERS》。

ガンガン迫りくる音のシャワーに、いつもフリーズ状態で眺めてしまいます。

ライブ時の照明・映像を使った演出や、CD作品などの装丁も凝ったものばかりで

純粋に「美味しい箇所」の数が多いところも素敵なアーティスト。

 

そんなこんなで久しぶりのライブを楽しみ、向かう先はひとつ。

新宿駅内の純喫茶『スカラ座』が8月31日に幕を閉じたのです。

この日曜日は閉店前日。行かない手はないありえない。

 

2

クローズ1時間前だというのに、店内は超満員。

そりゃあそうです、多くの人に愛された喫茶店なのだから。

 

アイスコーヒーとチーズケーキをいただきながら、あたりを見渡してみました。

本を読む人、ぼうっとたばこを吸う人、みんなそれぞれの時間を過ごしながらも

思い思いに『スカラ座』の最後を堪能しているような表情に見えてしまったり。

なかなかに良い時間で、穏やかなひとときでした。

 

3

最後だから、とオリジナルの灰皿を購入。

1990年の『スカラ座』35周年記念として作られた灰皿は「新宿」の文字入り。

愛さずにはいられない、特徴的な文字がたまりません。

 

店員さんが丁寧に包装してくれたのですが、おまけでマッチも。嬉しいな。

さらに袋には、大判のステッカーがぺたりと。

 

これは剥がさずにはいられない…!そして持ち物に貼らずには!いられない!

そんなテンションで一時帰宅、荷物を置いて自転車に乗り隣町の本屋へ。

来年のスケジュール帳を買ってきました。そこに、ぺたり。満足。

 

なんだか久しぶりに、精神の充実を図れた密な約6時間でした。

たまにはこういう日がないと。そう思いませんか?

 

新人編集K


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