街を歩けばたちまち桜吹雪が、なんていう季節も落ち着きを見せはじめ、季節は春から夏へと少しずつ移り変わりはじめましたね。

新たな年度を迎え、気がつけば6月はすぐそこ。

駆け抜けるように慌しく過ぎ去った早春の日々もようやく落ち着きを見せる頃ではないでしょうか。

ふーっと大きく息をついて力を抜ける場所、もう見つけましたか？

勉強や仕事の合間のちょっとした息抜きに、一杯のコーヒーは心の休息にずいぶんと力を貸してくれます。

そんなとっておきの一杯と素敵なお店に出逢うべく、あちこち歩き回るわたしから、皆さんのサードプレイスとなるような場所をご紹介できたらと思います。

ぜひ、お時間ございましたらお付き合いください。

さて、早速ご紹介させていただくのは都内ではなく埼玉県は大宮。

シティボーイのみなさんなら東京の素敵なお店、たくさんご存知かと思い、一発目にはきっと知らないであろうローカルな埼玉をチョイス。笑

大宮駅といえば埼玉県の主要ターミナル。

東京や神奈川、下りは群馬や栃木など、ローカル線や新幹線など複数の路線を有する交通の要でもあります。

そんな大宮駅のすぐそばにある珈琲店、常盤珈琲焙煎所をご紹介します。

「オーダーを受けてから焙煎というこだわりの提供」

西口ロータリーを抜けて階段を下ると、どこからともなく香ばしい匂いが漂ってきます。

ふと目を向けると、雑居ビルの合間に「TAKE OUT OK!」ののぼり。

小さな店内にはひと！ヒト！人！

たくさんの方が狭い店内にひしめき合って選んでいるもの。

そう、コーヒー豆なんです。

常盤珈琲焙煎所では、常時約30種類ほどのシングルオリジンやブレンドしたコーヒー豆を 生豆の状態で店頭に並べ、

その豆に最適な焙煎やお客さまの希望・好みに合わせて焙煎状態を変えて、その場で焙煎→提供してくれるロースターコーヒーショップなんです！

オーダーから焙煎にかかるは混雑具合にもよりますが15分から45分ほど。

引き渡された袋からはフレッシュかつ香ばしい、ついつい口元が緩んでしまうほどの良い香りが立ち上ります。

食べ物と一緒で、「作りたてが美味しい」はコーヒー豆も一緒。

焙煎したばかりだからこそ、そのコーヒー豆が持つ本来の風味や奥深さが際立つとのこと。

「時間がない！」という方にも当日完全売切でその日に焙煎したお豆のご用意もあるそう。

焙煎したてのコーヒー豆、自分用はもちろんですが手土産でいただいたら嬉しいですよね。

「FOR HEREも OK ！こだわりのお豆がその場で楽しめます」

もちろん、ドリンクもオーダーできます。

お豆が替わる本日のハンドドリップやカフェラテなどいろんな角度から楽しめるラインナップがメニューに並びます。

今回私がお願いしたドリンクは水出しアイスコーヒー。

「水出し」というのは文字通り、お湯ではなく水で抽出すること。

冷たい水のまま、時間をかけてゆっくりと抽出することで酸味やえぐみが軽減され、口当たりがまろやかになりとても飲みやすくなるのが特徴です。

そんな水出しアイスコーヒーに使用しているのは、夏に向けて新たにラインナップに加わった、フレッシュで透明感のある青空アイスブレンド。

甘さをひきだすことにこだわったというこちらのブレンドは、フルーツのようなジューシーさがありながらも酸味は少なく、後味はカカオのようななめらなか香ばしさが広がります。

暑い日にゴクゴク飲み干したいアイスコーヒー！というのが率直な感想。本当に飲みやすいコーヒーです。

ぜひ、ミルクやお砂糖を使わずにお試しいただきたい。

埼玉県、侮るなかれだと思いませんか？

乗り換え地点だからこそ、「乗り継ぎの合間に」「長旅のお供に」「コーヒー好きのあの人に手土産を」にぴったりなコーヒーショップ。

なお、大宮本店以外に浦和店・羽生店と展開しております。

ぜひ、お近くにいらっしゃる際には覗いてみてください。

素敵なコーヒーに出会えること間違いなしですよ。

それではまた次回。