30.OCT.2024

パリジャンが見た《テクシーリュクス》。

texcy luxe from Parisians perspective

ラクに履ける革靴を展開する《テクシーリュクス》。ここのシューズを本誌ス ナップでお馴染みの二人に実際に履いてもらいました。スタイリングやディテールなど、お洒落なパリジャンはこれらのシューズをどう見るのでしょうか。

 

01

Charlie meets

U-Tip Shoes TU-8017

 

Charlieさん(27)

《Encré》オーナー/シンガー

Aquascutumのジャケット、LACOSTEのニット、Encré.のデニムパンツ、UNIQLOのソックス(すべて私物)

抜け感を上手に挿し込んだ暖色系クラシックスタイル

本誌のスナップ特集に幾度となく登場してきた常連のCharlieさん。ブランド《オンクレ.》を主宰する傍らミュージシャンとしても活動する、パリのファッションシーンの中心に身を置く若者だ。そんな彼に渡したのはUチップシューズ「TU-8017」。ブラウンの一足を見て彼が選んだのは、鮮やかなレッドのキルティングジャケットを主役にトラッドを意識しつつ、ウォッシュの掛かったカットオフデニムで抜け感をプラスした好バランスのルック。「このシューズは僕が好きなクラシカルな格好にピッタリ。シルエットがぽってりとしているからデニムパンツは適度にワイドなものを合わせてバランスを取ってみたよ」とCharieさん。ジャケットのレッドとシューズのブラウンという暖色系同士の組み合わせも相性抜群で”流石”といったところ。「普段は細身の革靴を選びがちだけど、こんなに履き心地がいいから休日のお出掛けの日なんかにぜひ取り入れてみたいね」と気に入った様子だった。

ジャケットと同色のソックスによって着こなしの統一感を表現。赤ソックスが好きで、ブランド違いで三足持っているんだとか。「TU-8017」¥14300(アシックス商事お客様相談室)

 

 

 

02

Christopher meets
Tyrolean Shoes TU-8018

 

Christopherさん(35)

ヴィンテージディーラー

Vintageのベスト、シャツ、カットソー、パンツ、HUFのキャップ、UNIQLOのソックス(すべて私物)

モダンな要素を溶け込ませてクラシックを現代に再定義

Christopherさんはポップアップをベースにした店舗を持たないヴィンテージショップ『ル・サクリスタン』のオーナー。洋服はもちろんシューズ類まで自ら買い付けを行っており、日々たくさんの洋服と向き合っているパリ随一の知識人の一人だ。《テクシーリュクス》がラインナップするシューズの中で彼が特に気になったというのがこのチロリアンシューズ「TU-8018」。シューズを履くやいなや「レザーとソールが柔らかくて履き心地がいいね」と驚いたように一言。少し歩いてもらうと「歩き心地はほとんどスニーカーと同じくらい。縫製も綺麗で安定しているし、細かいところへの気配りが効いたものづくりのよさが窺えるね」とのこと。「普段はワーク系のブーツを履くことが多いんだ。見た目が格好よくて好きなんだけど、やっぱり履き心地は快適とはいえないよね。あと、仕事上ヴィンテージの革靴にもよく触れるんだ。それらも雰囲気は最高なんだけど固くて重いのが難点。履けば気分は上がるものの、長時間&長距離を歩くとなると話が変わってくるよね。僕の場合、古着の買い付けの時なんかは基本は立ち仕事になる。そんな時にこの靴があったらスタイルをキープしつつ、でも疲れにくいといった具合にとても助かるだろうな」。さらに、Christopherさんはデザインにも好印象を受けた様子。「見た目はクラシカルなんだけど、ボリューミーなアッパーやちょっぴり厚いソールなんかに絶妙な今っぽさも感じるよね。なんだかクラシックを現代に再定義しているように思えるな。これなら今日の僕みたいなミリタリーテイストはもちろん、いろんなカジュアルスタイルにも合わせられるよね」。その言葉通り、柔らかな生地感とインナーのボーダーカットソーでキャッチーな印象に仕上げたこの日の彼のミリタリールックによく似合っていた。

クリーンな九分丈パンツのおかげでシューズの収まりよくフィットする。「TU-8018」¥14300(アシックス商事お客様相談室)

 

 

 

photo:Shotaro Suganuma
coordination:Tomoko Yokoshima
edit:編集部

 


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