1928年、世界ではじめてジップ開閉のライダースジャケット「パーフェクト」を発表し、その名を轟かせた《ショット》。今回は、そんな偉大な歴史を誇るブランドが2019年A/Wシーズンに放つダウンパーカをご紹介。スタンダードなデザインにタフな機能を備えた一着は、今季のよき相棒として活躍してくれるはず。

アウターのシルエットを活かしたワイドなIラインスタイルが完成

上品な印象の白シャツに、ボリューム感のあるダウンパーカで抜け感を演出した小粋な着こなし。ワイドシルエットのボトムスを取り入れることで、トップスとのバランスに統一感を与えたIラインコーデを体現。

Schottのダウンパーカ￥34000、シャツ￥15800、パンツ￥13800（ともにショット グランド ストア トーキョー）、他スタイリスト私物

胸部とアーム部にはそれぞれ止水ジップを採用。着脱可能なベルクロ仕様のブランドタグも効果的なアクセントを与えてくれる。

左身頃の内側には、使い勝手のよい内ポケを搭載。ブランドネームの総柄を起用したライナーも遊び心を感じさせる仕上がりに。

単色で仕上げたブラックに加え、ツートーン仕様が着こなしに変化を生み出すセージとカーキ、レッド、カモ、ホワイト、シルバーがラインナップ。Schottのダウンパーカ各￥34000（ともにショット グランド ストア トーキョー）

テフロン加工を施すことで撥水機能を高めたナイロン素材の表地に、ダウン80％、フェザー20％の肉厚ボディで、抜群の保温性も確保したダウンパーカが完成。その優れた防寒性はさることながら、身頃に加えフードまでたっぷりと詰め込まれたダウンにより、見た目にもボリューミーなシルエットが楽しめる仕様に。また、フロントやアーム部に配された止水ジップや、両サイドのポケットの裏地にフリースを施すなど、あらゆる環境に配慮したこだわりを感じる仕上がり。信頼の置けるメインアウターとして、これからの時期に活躍してくれること間違いなし。

photo：Daisuke Taniguchi　styling：Eiji Kawasaki hair&make：Ayumi Naito〈Elme〉　model：Albin design：Tatsunosuke Suzuki