コスメ選びは服選びと似ていると思う。どちらも身嗜みに直結するし、その人の価値観や好みがセレクトに大きく反映されるから。ここではそれぞれのスキンケアやヘアケアに勤しむお洒落好きな男の子たちにフォーカス。彼らのコスメ事情を覗いて、自分に合ったコスメ選びのヒントを見つけてみよう。

Vol.6　A reassuring friend
Portable Perfume
香水

wax londonのポロシャツ ¥24200、Billinghamのショルダーバッグ（ともにグリニッジ ショールーム）

Virtuality Profile

Name：Jonathan
Level：Senior
Skin Type：Oily
Favorite Taste：Artistic

美術館巡りが好きな僕は、美術館に向かう際の自分なりのルールを決めている。それはクリーンな服を着て、持ち歩ける香水で入館前にしっかりよそいきスタイルをつくること。TPOを考慮した身嗜み的な側面もあるけれど、自分の気分を上げるためというのが正直なところだ。そんな僕の香水選びの基準は、香りの好みはもちろんパッケージのデザインも重要。最近のスタメンは全部で3つ。今日持ってきた《ビュリー》のものは、リッチな見た目といろいろ試せる六本入りというのが気に入ってヘビロテ中。モダンでポップなドローイングを配した《ボッチャン》もお気に入りだし、ボタニカルなデザインが透けるガラスボトルの《サボン》も外せない。どれもこの夏の相棒なんだ。

Officine Universelle Buly

グリーン×ゴールドの高級感溢れるルックスが目を引く六本入りの香水セット。アルコール不使用の水性香水なので肌に優しいのが◎。ミックスして調和を楽しむのもよさそうだ。

「ラ・シゼーヌ・パルフュメ」¥16940（ビュリージャパン）

I’m also curious about…

BOTCHAN

リップクリームのようなスティック状になったロールオンタイプ。手首や首元にひと塗りすれば、シトラス系の香りが優しく漂う。香水初心者にもオススメの手に取りやすい一品だ。

「コロンスティック 24g」¥2530（アンド・コスメ）

SABON

心を落ち着かせてくれるネロリとユズの香りで、リラックスしたい時の気分転換にも最適な一本。華やかなパッケージも魅力的なこちらは、数量限定なので気になった人はお早めに。

「オー ドゥ サボン ネロリ&ユズ 30㎖」¥4290（サボン ジャパン）

photo：Shotaro Suganuma

hair&make：Masa Kameda

model：Jonathan

edit：Genyo Masaki<KIP Inc.>