01.JAN.2016

あけましておめでとうございます

I saw Esau #01

僕が小さい頃の正月といえば、

朝、家族で集まって、挨拶をしてからおせち料理を食べる。楽しみといえば、伊達巻と錦卵、もちが2個入ったお雑煮。もちろんお年玉もね。でも三が日が過ぎたってお店はどこも閉まってるし、携帯なんかもちろんないので友達とだって連絡が取りづらいしと、あんまり好きじゃなかった。

 

大きくなって、友達と明治神宮へ2年参りに行くのが恒例行事になってからは、大晦日の夜から明け方までは楽しかった。でも帰って少し寝て、朝家族で挨拶をして食事。そして三が日は家でゴロゴロするだけ。

 

たまたま十代の終わりにロスで年越しをした時だって、あけた瞬間は賑やかだったけどそこからのパーティーはいつも通りっていうか、あけた瞬間の賑やかさもある意味いつも通りだったのかも。

 

少し大人になってからも、実家で挨拶をしてから食事。あとは家でゴロゴロ。いつの頃からか2年参りはしなくなったし、昔と違っておせちは和洋折衷になってるし、何と言っても街に出れば、2日からやっているお店も多い。(もしかしてみんなもつまらなかったのか?)

 

しかし随分長い間、概ね同じことを繰り返してきたけれど、このルーティンは悪くないのかなってやっと思えるようになった。

ダラダラとしてしまえばいつまでも終わらないことや、やってもやっても次々にやることが出てくる事に慣れてしまいがちだけど、強制的に節目を意識できる正月がだんだんと好きになってきた。


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