豊かな自然に囲まれたニューイングランドのハドソンで生まれ、昨年記念すべき30周年を迎えたアウトドアブランド《ケープハイツ》から、2021年F/Wシーズンのビジュアルとムービーが届いた。《ケープハイツ》といえば、創業の1990年にソーダ用のペットボトルをリサイクルし、高機能なフリースへと生まれ変わらせたサスティナビリティの先駆け。今季はリサイクルポリエステルを採用したフリースやダウンジャケットをリリースするなど、そのルーツの片鱗を覗かせるものづくりを発表している。

大自然に優しく溶け込むエシカルなプロセス、そして確かな機能性はもちろんのこと、ここの最大の魅力はなんといっても洗練されたデザインにある。いつものタンカラー（ベージュ）に加え、ブルーやグリーンを纏った新色のアイコニックなフリースたち、そしてアースカラーを中心としたダウンジャケットなどなど、アイテムも色合いも今の気分にフィットするものばかり。時にはアウトドアに、また時には街着に、と着用のフィールドを一切問わないプロダクトは、言葉にするまでもなく魅力的だ。

キャンプをはじめとするアウトドアカルチャーが賑わい、＂あれにも、これにも＂と合理的なものが求められる現在。そんな日常に、そして気分にしっかり寄り添う《ケープハイツ》の新作に、今季もぜひご注目を。

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text：編集部