11.SEP.2016

【Y】 YOSHIDA & CO., LTD.

"一針入魂"を掲げメイドインジャパンにこだわるカバンメーカー。

TBD

File no. 024

《YOSHIDA & CO., LTD. / 吉田カバン》

 

1935年創業。

2015年に80周年という記念すべき節目の年を迎えた田カバンは、創業から日本の職人とともにジャパンメイドの技術と伝統を活かしたカバンを作り続けてきた。

その吉田カバンのメインブランドである《ポーター》といえば、今や日本が誇る世界のバッグブランド。

 

同社の創業者である田吉蔵は、若干12歳という若さでカバン職人の世界へと身を投じ、29歳で独立を果たしている。

修行中に遭った1923年の関東大震災は、”カバンは第一に道具でなければならない”と彼に考えさせるきっかけとなった。

1953年発表の「エレガントバッグ」は、ファスナーの開閉でマチ幅を自在に拡張できるというもの。

室内でしまう時にコンパクトに収納できるという仕様は革新的で、戦後の復興から集合住宅が増えた当時の時代にフィット。

その高い評価から、瞬く間にヒットすることとなる。

 

1962年になると初の自社ブランドである《ポーター》を発表。

百貨店で買い物をする行為自体がステータスであったこの時代に、日本のバッグメーカーがプライベートブランドを持つということは非常に珍しかった。

ブランド名はホテルでお客様のカバンを預かるポーターという職業が、常にカバンに触れ、カバンのよさを知る者であることに由来している。

1981年に当時のチーフディレクターが日本人で初めてN.Y.デザイナーズ・コレクティブのメンバーに選出され、これを機にアメリカの百貨店やセレクトショップでの展開がスタート。

それにより、逆輸入的に日本国内での知名度が高まっていく。

 

その《ポーター》ブランドは1983年になると、名作”タンカー”シリーズを発表する。

この”タンカー”は、米国空軍のフライトジャケット「MA-1」をモチーフにしたオリジナル生地を採用したもの。

その当時は、ミリタリーテイストをファッションに取り入れることはまだ珍しい時代であった。

90年代に入ると裏原宿を中心としたファッションムーブメントが起こり、お洒落に高感度なクリエイターたちから”タンカー”が支持されるようになる。

すると、ストリートファッションをはじめとする幅広いシーンで《ポーター》の人気が爆発した。

この”タンカー”は、発表から30年以上経った今もなお新型などを発表し、進化を続けている。

 

ひと針ひと針を丁寧に縫い合わせていく作業のように、素材選びからデザイン、縫製にいたるすべての工程に手を抜かないモノづくり。

吉蔵が遺したその”一針入魂”の精神を受け継ぎ、吉田カバンはこれから先も妥協することのないジャパンメイドのカバンを世に送り出していくことだろう。

 


Information

吉田

Tel: 03-3862-1021
http://www.yoshidakaban.com

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Trade Model :
PORTER/TANKER
RUCKSACK


カー"シリーズ の「リュックサック」。

ちらりと顔を覗かせる裏地のレスキューオレンジがなんともアイコニック。

軍用品をデザインモチーフとした存在感抜群のフロントポケットも、絶妙なデザインアクセントとなっている。

2014年には新定番のシルバーグレイを追加。

このカラーリングも、アメリカ空軍のフライトジャケットからインスパイアされているオリジナルカラー。
¥19500

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