25.FEB.2019

【C】 Coleman

1901年創業のアメリカを代表するアウトドアブランド。

File no. 073

《Coleman / コールマン》

 

登山やハイキング、BBQにキャンプなど、最近は外遊び、いわゆるアウトドア活動が一般化しており、それに伴いギアからファッションに至るまでアウトドアブランドが大注目されている。

現代の最新テクノロジーを結集させたハイテクなギアやウエアが続々と発表される一方で、単純なメカニズムだからこそ壊れにくく、長い間愛され続けているロングセラーのものもある。

今回紹介するのは、その後者を多数展開している、アメリカを代表するアウトドアブランド《コールマン》。

同社の長い歴史と代表的なロングセラーアイテムの魅力にフォーカスする。

 

《コールマン》の創業者であるW.C.コールマンが最初のランプを手にしたのは、今から100年以上も前のことだ。

それは、アラバマ州の小さな町のドラッグストアに灯った、強烈に光を放つガソリン式のランタンだった。

オイルランプでは灯すことのできない、その圧倒的な明るさに衝撃を受けた彼は、その翌年《ハイドロカーボン・ライト・カンパニー》を設立する。

 

そして1901年、本拠地をカンザス州のウィチタに移動し、ここから《コールマン》としての本格的な貸しランプ事業をスタートさせる。

1914年には、世界初の屋外用全天候型ガソリンランタンを発売。

この「アーク・ランタン」こそが《コールマン》の初代ガソリンランタンであり、これまでにない明るさは生活の必需品として当時の人々の暮らしを変え、”真夜中の太陽”と称されるほど絶賛され、愛用された。

日没後の屋外でも商いができるようになったことで、アメリカの経済発展に大きく貢献したともいわれている。

 

写真の「286A ワンマントルランタン」は、100年以上も前に誕生したこの初代ランタンの製品構造を原型とする《コールマン》を代表する現行のガソリンランタンだ。

1984年の発売当時からデザインチェンジをすることなく、かつては人々の生活の中心にあったランタンが今度はアウトドアライフを楽しむ世界中の人々に愛され続けてきた。

《コールマン》はその他にも、「54QTスチールベルトクーラー」や「413Hパワーハウスツーバーナーストーブ」など、ここでは書ききれないほどアウトドア史に名を刻むロングセラーを多数保持する。

 

その一方、最先端のテクノロジーを搭載したギア類も充実。どちらも用途に合わせて柔軟に取り入れることで、アウトドアがより快適に楽しくなる。ただ、永く愛され続けるロングセラーをこれからの相棒として選び育てていくのもまた、楽しいものだ。


Information

コールマン ジャパン カスタマーサービス

Tel: 0120-111-957
http://www.coleman.co.jp

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Trade Model :
286A ONE MANTLE
LANTERN


1914年に登場した初代ガソリンランタンである「アーク・ランタン」の製品構造を受け継ぎ、1984年に登場した《コールマン》を代表するガソリンランタン。

アメリカが生み出したロングセラー特有の洗練さやタフさ、質実剛健を備えた名作だ。

メンテナンスをしっかりすれば長く使用できるため、父から子へ、子から孫へと受け継いでいきたい一品。

LEDにはない心を落ち着かせる燃焼時の音と柔らかな光がキャンプサイトを包み込む。
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