
新人編集の日々。
「粋な計らい」ができるというのは
なんだか「渋」くてちょっといいなと。
先日そんな出来事がありました。
以前、お酒を飲んで楽しいな~などと遊んでいたところ、
恥ずかしながらパスケースと名刺ケースを落としてしまったらしく。
名刺ケースは不幸中の幸い、自分の名刺しか入っておらず
未だにイタズラ電話がかかってこないので
ゴミ収集車にでも持ってかれたかしらなんて思っているのですが。
そんな話をNYの友人に話したところ、
粋なプレゼントが届いたのです。
こちらのレザーのお札入れ。
パスケース/名刺入れとして使ってね! とのこと。
《flux》という小さなレザーブランドのものだそうで。
http://www.fluxproductions.net
webサイトを見てみるとデザイナー兼クラフトマンのような人が製品を作る動画があり、
この方がひとりでやっていることが窺えます。
実際の使い心地はというと、大満足!
非常に柔らかいネイビーのレザーがしっとりと手に馴染み、
「大切に育てよう」なんて気持ちになります。
たためばコンパクトなサイズなのに、広げてみるとポケット2つ付き。
PASMO入れちゃう。非常に便利。
メインのポケットに名刺を入れたら私のパスケースが完成。
そしてプレゼントとして届いた際に、1枚入っていたお札。
なんだろうと思い見てみると、友人からの嬉しいメッセージが。
1点物レザーアイテムというチョイスだとか、
経年変化をより楽しめるつくりだとか、
お札にメッセージだとか。
全部まとめて「粋」で「渋い」なあ…と。ちょっと唸りました。
二十歳の自分にはまだまだ程遠いのかもしれませんが、
「粋」な気遣いのできる「渋い」人間になりたいな、と
常々思うのでした。
新人編集K