13.DEC.2015

【J】 J.M. WESTON

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生真面目なモノ作りで変わらないことの魅力を伝える伝統ブランド。

TBD

File no. 010

《J.M. WESTON / ジェイエムウエストン》

アイビールックを代表するアイコンの1つとして、数十年に渡って愛され続けてきたローファー。

また、時には素足でカジュアルに、時にはビジネスシーンでかっちりと履き込めることも、老若男女を惹きつける大きな理由といえるだろう。

それだけに、2015年を迎えている現在では数多くのモデルが存在しており、どこのブランドのローファーを購入していいか決めかねてしまいがちなことも事実。

ただ、そんな時に決まって候補に挙がるブランドといえば、やはり《ジェイエムウエストン》ではないだろうか。

確かな作り込みや完成されたデザインはもちろん、100年以上も続いている史実には、なんといっても疑いようのない信頼感がある。

 

この伝統ブランドが誕生したのは1891年のこと。

エドゥアール・ブランシャール氏によって、フランス中南部に位置するリモージュで設立された。

彼の息子であるユージューヌ氏が、当時シューズの製造が盛んだったアメリカへと修行に向かい、最新のグッドイヤー製法を持ち帰ってくる。

そして、その技術を学んだ土地に由来する《ジェイエムウエストン》という名前を冠し、1922年パリに出店。

今も人気モデルとして発売され続けている「ハントダービー」や「ゴルフ」などは、この頃に生み出されたものだった。

 

そんな、ブランドのアイデンティティが息づいたラインナップにより、名士たちが行き交う場として多いに賑わいを見せた《ジェイエムウエストン》。

そして、第二次世界大戦が集結した1年後の1946年、ついにのちのブランドの代名詞となるモデルが誕生する。

それこそが、その普遍的デザインゆえにフォルムの美しさが際立ち、年々人気を高めていった「Model180」。

その支持率は”1966年にはみんながウエストンのモカシン(フランス語でローファーの意味)を履いていた” といわれたほど。

その頃の社会体制に反抗した若者たちがデニムパンツに素足で父親のローファーを履き、シャンゼリゼ通りのドラッグストアにたむろするようになったことで大流行。

さらに、1968年にパリで起きた学生運動でも数多くの人から愛用され、学生の憧れのシンボルになった。

 

発売からおよそ70年経った今なお、当時と変わらないラスト(木型)を使用し、同じ製法で丁寧に、そして生真面目に生み出され続けている「Model 180」。

変わらないことの魅力を伝える。

その歴史の重みを足下で感じながら現在進行形の着こなしを楽しむというのも、なんとも小粋ではないだろうか


Information

ジェイエムウエストン青山店

Tel: 03-6805-1691
http://www.jmweston.fr/jp

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Trade Model :
Model 180

200以上のモデルを経て完成された《ジェイエムウエストン》の顔。

アウトソールには、自社タナリー(皮革をなめす製造工場)の耐久性に優れたレザーソールを採用。

その洗練が尽くされたデザインはもちろん、4㎜刻みのサイズ、A-F までの豊富なウィズ展開により、的確なフィッティングで履き込めるのも「Model 180」ならでは。

潔く素足で、またカラーソックスで遊び心を加えてと、さまざまな履きこなしを楽しみたい。
¥9000

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